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本書は、1955年にニューヨークのMoMAが開館25周年を記念して開催したエキシビジョン「The Family of Man」展を機に刊行されたカタログ作品集。第二次世界大戦後の50年代に、人種を超えた平和・融和を訴えるべく、アメリカの著名な写真家で、MoMAの写真部門ディレクターであったエドワード・スタイケンによって企画されました。68か国・273人の写真家・合計503枚の写真で構成され、建築家ポール・ルドルフらの協力によって作られた展示環境は、フォトエッセイのごとく表現され、数々の物語が紡がれました。結果、大反響を呼んだこの展示は、以降38カ国を巡回し、総来館者数900万人を超える歴史的なイベントなりました。現在でも再版されているこのカタログですが、本書は初版本で、日本開催時のカタログやリーフレット並びに別冊・日本語解説書も付属します(但し、日本語解説書は書き込みあり)。