花狩 / Botanical Planetarium

山村 雅昭 / Gasho Yamamura

SOLD OUT

Publisher/アトバタイズ・コミュニケーションズ

   Published/1988
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/315*315*25
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日本の写真家・山村雅昭の写真集。高校在学時から「カメラ毎日」などの月例コンテストに多数入選した経歴をもち、日本大学芸術学部在学時には当時代々木公園にあった在留米軍とその家族が暮らす「ワシントンハイツ」周辺で遊ぶ子供たちを描写した作品を発表、卒業後は「女性自身」の嘱託カメラマンとして活躍します。70年代以降はストロボを効果的に利用した植物写真の創作を行い、1979年にICPでコーネル・キャパ及び山岸章二らによって行われた有名なエキシビジョン「Japan : A Self-Portrait / 自写像 日本」にも著名な写真家らとともに選出されています。本書は1988年に刊行された遺作集。前作とは異なりすべてカラー図版で構成。写真家としての孤独が、植物との向き合いによって昇華されていたかのこどく、妖しく、不気味で、時に殺気を感じさせるほどの植物たち。ストロボ光に照らされた植物たちが空を宇宙空間に変貌させてしまっているような錯覚に落ち入ります。植物の写真表現の新境地を切り開いたとも言える一冊。松岡正剛、奈良原一高、十文字美信、森永純ら錚々たる面々のテキスト収録。帯欠。
<Related Artists> 山村 雅昭 / Gasho Yamamura
<Condition> スリップケース:少スレ・少ヨゴレ・少イタミ
帯欠、ジャケット:少スレ、本体:経年並み
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