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戦後日本を代表する写真家のひとりである横須賀功光(1937-2003)の作品集『光と鬼 / The Photon & Ogre 横須賀功光の写真魔術』。60年代には、前田美波里をモデルに起用し、中村誠のアートディレクション、石岡瑛子のデザインで創作された資生堂の広告「太陽に愛されよう」を始め、コマーシャルの世界で早々に活躍。一方で、モードや黒ベースにした創作写真でも名を馳せ、荒木や東松らからも高い評価を得ていた横須賀功光。その後は、パリコレ女性モデルのパイオニアでもある山口小夜子とのコラボで、資生堂やパルコ、さらには山海塾などでも、多面な美しさを魅せる山口の美を表現。名コンビとして数多くの名作を残してきました。本書は、没後の2005年に東京都写真美術館で行われたエキシビジョンを機に刊行されたもので、横須賀の40年を超えるキャリアの全貌を紹介した550ページ近くに及ぶ大著。