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日本の写真家・瀧浦秀雄の作品集『東京物産 / Tokyo Products(Signed)』。1963年東京生まれで、東京農業大学造園学科を卒業後、景観設計研究所を経て、1991年に写真家として独立。ランドスケープ・建築・都市のスナップショットなどを撮影して、これまでに「東京」をモチーフにしたエキシビジョンも開催しています。また、パノラマカメラの可能性の探究もライフワークとしており、岩岡竜夫との共著『街角のちいさいおうち 住まいが風景になるとき』(2004)では、レンズが水平方向に160度回転して一枚の画像を写すという、変わったカメラを使って撮影したりしています。本書は、瀧浦の代表作で、2007年に刊行された「東京・人」をモチーフにした「東京体」と対になる作品集で、「東京・物」をモデルに撮影された図版で構成されています。街角の断片をユニークな視点で切り取った興味深い写真が連なります。500部限定。写真家サイン入り。