邊境の町 / Urumchi

濱谷 浩 / Hiroshi Hamaya

SOLD OUT

Publisher/平凡社

   Published/1957
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/180*250*10
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日本を代表する写真家・濱谷浩の写真集『邊境の町 / Urumchi』。戦後から長らく日本の風土・民俗に焦点を当て、調査・研究を続けてきた日本のドキュメンタリー写真家の先駆け、日本人初のマグナム・フォトの寄稿写真家でもあった濱谷浩。戦前・戦後とはいえ、活気に満ち、近代化と経済・産業発展の著しい東京で生まれ育った濱谷が、始めて訪れた新潟県を見て、「時間」「文化」の格差を身に沁みて実感。そして40年代より日本海沿岸を旅し、過酷な気候と労働下に生きる人々の暮らしを丹念に探求して写真集として発表されたのが『雪国』(1956)。そして翌年、「写真集の教科書」として長らく高い評価を得続けてきた写真史にその名を刻む屈指の傑作『裏日本』(1957)を上梓。そして本書は、初期作品ですが、濱谷にはめずらしく海外が舞台で、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区の「ウルムチ」で撮影された図版で構成されています。海外とはいえ、濱谷らしい中国北西部の「辺境」の地を舞台にした一冊です。平凡社が刊行していた全14冊からなる「世界写真作家シリーズ」のひとつです。
<Related Artists> 濱谷 浩 / Hiroshi Hamaya
<Condition> 本体:カバー少ヤケ、天少シミ、見返しシワ
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