まい・のおと・PARIS

高森 和明 / Kazuaki Takamori

SOLD OUT

Publisher/Self-Published(私家版)

   Published/1975
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/215*233*20
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日本の写真家である高森和明の作品集『まい・のおと・PARIS』。1950年岡山県生まれ、九州産業大学芸術学部写真学科を73年に卒業。ちなみに同大学は、日本を代表するフォトグラファー、百々俊二の出身でもあります(百々は70年に卒業)。そして百々と一緒に、写真誌『地平』を創刊した黒沼康一は、日芸の写真学科を出た後、九産大の写真学科で72年より助手をしていました。そして地平は、百々と黒沼によって、九州で創刊され、2号までは九州で刊行されていたのです(その後は関西へ)。そんな環境下で学んだ高森は、卒業した同時期に自費出版で写真集『Rev. Y. Yamamura』を発表。彼らに負けずと劣らない意欲を見せています。その後もジャーナリズムの作品をまとめたり、坂本九の写真集の撮影を担うなど、活躍をされていますが、こちらは75年に自費出版で刊行した2冊目。パリで撮影されたイメージで構成されており、植田正治の『音のない記憶』や、奈良原一高らの図版も想起させる素晴らしい作品の数々です。300部限定。
<Related Artists> 植田 正治 / Shoji Ueda
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少ヨゴレ、天・地・小口少ヤケ
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