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日本の写真家・浅田政志の作品集『浅田家(Fifth Edition)』。1979年三重県生まれ、日本写真映像専門学校研究科を卒業後、スタジオ・アシスタントを経て独立。2009年に赤々舎より刊行された同著で、第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。翌年には三重県立美術館で大々的な個展が行なわれ、2020年には、同著より同じく浅田が発表した『アルバムのチカラ』を原案とした、映画『浅田家!』が二宮和也主演として上映されて話題になりました。自身とその家族が、カバーの消防団のように様々な役柄に演じ、セルフタイマーを使って撮影された「家族写真」は、計画的に創られた「記念写真」となり、「家族の絆」をより強めるものへと昇華していきます。そんな写真の根本的な魅力と意味が包含された一冊です。2010年刊行・第5版。