アサヒカメラ1979年・全12号 + 増刊号3冊 / Asahi Camera All 12 issues + 3 Special Issues 1979
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Publisher/朝日新聞社
Published/1979
Format/ソフトカバー Pages/- Size/-
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本書は、カメラ雑誌『アサヒカメラ』の1979年1月号から12月号までの12冊+3増刊号の合計15冊のセット。VIVOやプロヴォークといった60年代から70年代の日本写真の隆盛の中心であった写真から、少しずつ新たな兆候が見え始めてきた70年代後半。代表は、荒木経惟や東松照明らに絶賛されて、カメラの素人から本格的に写真にのめりこみ、ついには女性で初めて第4回木村伊兵衛写真賞を受賞した石内都。当時は、パーソナルな思いを、重たいモノクロにのせて、東松や森山らの系譜を継ぎつつ、より私的ドキュメンタリー要素の濃い作品を発表していきました。また、東京藝術大学油画科出身であった藤原新也も、海外での旅紀行を、重ためなカラーで表現した作品で第3回木村伊兵衛写真賞を受賞したり、劇団の照明デザイナーであった田原桂一が、パリで捉えた80年代の現代美術的要素を含んだ大判のランドスケープを発表したりと、新たな潮流が生まれつつあった時代の貴重な記録集とでも言えるアサヒカメラ1979年号です。