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日本の写真家・内山繁の作品集。1951年大阪市生まれ、東京写真大学(現東京工芸大学)を卒業後、フリーランスとして活動を始め、当初はコマーシャルを志していたものの、75年に「ジャズを撮ってみないか?」との誘いを機に、ジャズ・ミュージシャンを追い続けるジャーナリストとなります。以来『スイングジャーナル』を始めとした音楽雑誌のアサインメントや、「ブルーノート」などのジャズ・クラブの専属フォトグラファーとしても活躍しました。そして、本書が80年初頭より10年近く撮りためた、ジャズ・シーンの巨匠「マイルス・デイビス」の写真で構成された一冊で、没後の93年に刊行されました。75年にジャズを撮り始めた矢先に、マイルスは長い活動休止・休養に入ってしまいましたが、80年に奇跡の復活。その後は、海外のライブシーンまでこまめに訪れて信頼関係を築き、最終的に「ユア・フォトグラファー」の一言で、マイルスのホテルルームに入れるほどの信頼関係を築きました。本書では、ライブ・シーンはもちろん、貴重なオフショットも多数収録されているほか、内山がマイルスとの思い出を詳細に綴っています。写真家サイン入り。