影像戯曲　証人（Signed）

司　修 / Osamu Tsukasa

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日本の画家で小説家、装丁家としても活躍したマルチ・アーティストである司修の作品集『影像戯曲　証人（Signed）』。1936年群馬県前橋市生まれ、中学を卒業後に映画看板士として働きながら画を学び、その後は装丁や絵本の制作に携わり、1976年に『金子光晴全集』の装丁で第7回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞。また、ノーベル文学賞作家・大江健三郎とも若かりし頃から親交があり、版画やエッチングを駆使し、大江作品の多くの装丁を手がけてきたことでも有名です。本書は、司が若かりし時代に刊行しためずらしい「写真集」で、木喰上人の影像を主人公に、旅のつれづれで撮影した図版を織り交ぜながら創作した「影像の戯曲」集。「影像の演じようとすることは、人間であり、人間であるところの日本人の本質を、証し立てることにあったのです」（あとがきより）。序文は大江健三郎による「創作者通信　-根本的な日本人イメージについて-」。300部限定。エディション・ナンバー入り。サイン入り。

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本体：パラフィンヤブレ・イタミ