Google Translate
日本の写真家である堀内和夫の作品集『Photo 100』。奥付によると、堀内は日本写真協会の会員であったそうですが、写真家としてのキャリアの詳細は不明。また、こちらもおそらく自費出版で刊行されたと思われる写真集ですが、ランドスケープや静物の造形描写などに眼を見張るものがあります。グレートーンで統一された淡いモノクロの雰囲気も良いです。序文には以下のように綴られています。「私達が常日頃さりげなく目にふれている、周辺の数多い情景のうち、自然界で造り出された造形、また、人類が必要とし人為的に造られた、物体等、これらを光の調和と、あるアングルの視野により、意外と思わぬ魅力的な美しさ、珍らしい形態を、見いだすことがある。カメラのレンズを通して画像表現化し『PHOTO 100』として集約してみました」。