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日本が世界に誇る写真家細江英公の写真集「おかあさんのばか」。本書は、細江英公の名作「おとこと女(1961年)」「薔薇刑(1963年)」に次ぐ3rd写真集。小学6年生時に母を亡くした古田幸が綴った詩集「おかあさんのばか」に感動した細江英公が、講談社インターナショナルからの依頼を受けて、古田幸本人を被写体とした写真を撮影し、詩集と写真を織り交ぜた叙情的ドキュメンタリーにまとめた作品です。当初は「WHY, MOTHER, WHY?」と題した英語版として刊行され、海外では大きな反響を呼んだものの国内では発売されませんでしたが、40年の歳月を経て改定版として窓社より刊行されました(初版・英語版と内容構成・レイアウト等は異なります)。現代人が失いがちな家族の絆の大切さ、母を失い唯一の女性として家族を支えようと決めた「覚悟」や「気概」。家族と命の大切さを伝える感動の作品集です。