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フィンランドの写真家Esko Männikköの写真集。フィンランド北部のオウルを拠点に活躍する写真家Männikkö。当初は地元北フィンランドの風景・生活・ポートレートを中心に撮影を行い、80年代より国内のエキシビジョンで取り上げられ注目を集め始めます。そして95年にストックホルム、ニューヨークと初の海外個展が開催されMännikköの名は一気に世界に知れ渡ります。自身をヴィジュアル・アーティストと強く意識しており、注意深く計算された独自のコンポジションとバランスの取れたカラー配色は、時に絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの作品とも比較評されています。本書は、スコットランドが誇る世界的なニットブランド「バランタイン」社の依頼で、Männikköがカシミア・ニットを生産する現地工場を撮影した作品で構成された一冊。工場内のマテリアルとワーカーの衣服のカラー・コントラストがユニークで、バランタイン社のディテールまで詳細に描写された図版の数々に魅了されます。