『シマ それ自身の終わりなき時へ』

浜 昇 / Noboru Hama

SOLD OUT

Publisher/ソリレス書店

   Published/2017
Format/ハードカバー   Pages/144   Size/290*300*20
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日本の写真家・浜昇の作品集『シマ それ自身の終わりなき時へ』。本書は、2017年に刊行された『Positions 1969-1988』『かなたへの海』と並ぶ、浜昇による「沖縄三部作」からの一冊。本土復帰後から1980年代初頭までに、「島」で撮影された図版が収録されています。本土復帰前は、政府やアメリカ軍への反対精神をもって、デモや闘争を記録していた写真家たちは、復帰後は本島や島々など「内部」「内部」へと目も心も移していき、地元の比嘉康雄や平良孝七らは沖縄ならではの素晴らしさを追い求めていきました。それは、平敷兼七や伊志嶺隆らも同様でした。一方で、北島敬三や石川真生らは、時に苛立ち、時に受け入れながらも、基本は未だ変わらない「アメリカニゼーション」を意識し続け、70年代はカメラを向けていたのかもしれません。そんな中で浜は、本土的な目線から、沖縄の素晴らしさを再発見していったような、ある種の客観性と感動にあふれた主観性のようなものが入り混じった独自の目線で、本島とは異なる島々の魅力を捉えています。
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<Condition> 本体:美品
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