野島康三写真集

野島 康三 / Yasuzo Nojima

SOLD OUT

Publisher/赤々舎

   Published/2009
Format/ハードカバー   Pages/191   Size/185*260*25
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戦前日本の「藝術寫眞」の振興に多大なる貢献を果たした写真家・野島康三の作品集。1889年埼玉県生まれ、銀行の頭取を務めた父のもとで裕福な家庭に生まれ育った野島は、慶應義塾普通部入学以降に写真を始め、病気に苦しみながらも藝術に傾倒していき、1915年には写真館を開設、その後油彩画も学び、1919年には画堂を開設。洋画家・版画家・美術家らの画期的な展覧会を行い、その名を轟かせていきます。1932年には、自ら主宰となって、中山岩太・木村伊兵衛とともに同人誌『光画』を創刊(第2号からは伊奈信男も参加)。1960年代〜70年代に沸騰する「日本写真の礎」を、戦前より築いたアーティストの一人でした。本書は、近現代美術と写真の研究者として名高い光田由里の監修・テキストで、アイヴァン・ヴァルタニアンの企画・制作・デザインによって刊行された作品集。図版・テキストが大変充実しており、野島康三の功績を知るには恰好の一冊。
<Related Artists> 野島 康三 / Yasuzo Nojima木村 伊兵衛 / Ihei Kimura中山 岩太 / Iwata Nakayama
<Condition> ジャケット:少ヤケ及び少ヨゴレ、本体:経年並み
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