Last Trip to Venice / Letzte Reise nach Venedig(Signed)

古屋 誠一 / Seiichi Furuya

SOLD OUT

Publisher/Self-Published(私家版)

   Published/2002
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/163*213*18
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日本の写真家・古屋誠一の作品集。1985年に自ら命を絶った妻・クリスティーネとの記憶を通じて、自身の心と向き合い、その心情を写真を通して表現し続けてきた古屋誠一。そこには、当然ながら妻への深い愛情、死別という悲しみ、別れたものや不可視なものとの関係性の持ち方、さらには心情の表現方法など、「家族」「写真」というものについての多くのことを考えさせます。本書は、2002年に私家版で刊行された作品集で、第27回伊奈信男賞受賞作品。以下、ニコンサロンHP・受賞選考理由より「ヴェニスへの最後の旅を写したこの作品はアクシデントによって二重露光になっているが、その偶然の画面の組み合わせが必然のように見えてしまう。「クリスティーネ」のシリーズは常に、過去の関係ではなく現在における二人の関係が刻まれているが、この作品はそれに加えて、二重の画面が過去でも現在でもない特異な時空間を創り出している。この作品も加えた「クリスティーネ」シリーズは、スティーグリッツのオキーフの肖像に勝るとも劣らない傑出した作品であり、今回の受賞は彼の今までの功績に対して敬意を示すものである」。529部限定。写真家サイン入り
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<Condition> ケース・本体:経年並み
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