水俣 '68-'72 深き淵より / Minamata '68-'72 From the Deep Abyss

塩田 武史 / Takeshi Shiota

SOLD OUT

Publisher/西日本新聞社 

   Published/1973
Format/ソフトカバー   Pages/166   Size/183*258*15
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日本の写真家・塩田武史の写真集『水俣 ’68-’72深き淵より』。在学していた法政大学ではカメラ部に所属し、新聞の切り抜きを手に、1967年の夏に水俣を訪問した塩田。1968年から水俣で写真を撮り始め、1970年には水俣へ移住。『アサヒグラフ』を中心に写真を発表してきました。本書は、高度経済成長の裏で生じた公害「水俣病」をめぐり、患者や裁判などの様子のドキュメント。帯には、同じく水俣病を題材にした作家の石牟礼道子が、塩田の「非常に澄明な少年の魂のようなものが、無垢な患者さん達の魂と相通いながら、悲惨きわまる世界に不思議な澄明さをかもしている」と寄稿。水俣といえば、マグナムのメンバーであり3年もの取材を続けたユージン・スミスや20年以上もの間、水俣地域及び当地で生きる漁民や病に苦しむ患者の方々に密着して取材を続けた桑原史成も知られていますが、塩田もまた現地の凄惨な状況や病に冒される子どもの素顔に迫っています。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)
<Related Artists> 藤川 清 / Kiyoshi Fujikawa
<Condition> ビニールカバー:少スレ、縁少ヤブレ及び少イタミ
ジャケット:少スレ・少イタミ、本体:天少シミ、地少スレ、
見返し少シール跡、その他経年並み
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