写真集 ドヤ街 -釜ヶ崎-

中島 敏 / Satoshi Nakajima

¥33,000(¥30,000 + tax)

Publisher/晩聲社

   Published/1986
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/258*185*15
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日本の写真家・中島敏の写真集。タイトルから想像できる通り、本書は東京山谷と並ぶ全国有数の無法地帯のドヤ街「釜ヶ崎」を舞台にしたドキュメンタリー。釜ヶ崎と言えば、かつては大阪を代表する写真家井上青龍を始め、須田一政や海外の写真家などが撮影した作品が多く知られていますが、本作は実際に自身も日雇い労働者として働いた人物が、内側から描写したルポルタージュ的要素の強い一冊。1969年借金がかさんで、アルバイト気分で釜ヶ崎に降り立った中島。日雇い労働者によるたび重なる暴動騒動、有効求職者数の数倍に及ぶ登録労働者の数、街中至る所にある監視カメラ、過酷な日常生活。。。大阪という大都会の一角に見た非現実の世界。釜ヶ崎での生活が始まって1年が経過した頃から写真を撮り始め、以後10年以上もの間、釜ヶ崎の現状を写真・テキストを通じて記録していきました。抑圧や警備、一時的な給付等のみならず、国家全体として社会の底辺に政治の光をあてるべく訴えた現地労働者からのメッセージ。
<Related Artists> 中島 敏 / Satoshi Nakajima大塚 洋介 / Yosuke Otuska
<Condition> ジャケット:少スレ・縁極少ヨレ
本体:天少シミ、その他経年並み
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