片想いのシャッター -私の沖縄10年の記録-

松村 久美 / Kumi Matsumura

SOLD OUT

Publisher/現代書館

   Published/1983
Format/ソフトカバー   Pages/198   Size/153*210*15
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日本の女性写真家・松村久美の作品集『片想いのシャッター -私の沖縄10年の記録-』。1972年の沖縄本土復帰前後、そして2000年以降も沖縄に通って現地で写真を撮り続けてきた松村久美。松村の初婚の相手は、ジャーナリストで写真家でもあった吉岡攻。警察が証拠品欲しさに強行で家宅捜索を行い「報道・表現の自由」を奪ったとして、警察を相手取って裁判を行った当人でありました。その吉岡と当時沖縄で同棲していたのが松村であり、松村が沖縄に行ったのも、そして本格的に写真を志していくことになったのも、吉岡攻が大きな影響を及ぼしたそうです。そんな吉岡との出会いや別れから、写真家として沖縄と長年向き合っていた記録が本書に記されています。抗議運動や全軍労の様子、黒人街、さらには地元の民俗行事・祭祀まで、60年代後半から80年代前後までの一連が、エッセイのように綴られています。写真構成は、本書の刊行を全面的にサポートした日本を代表する写真家・本橋成一で、協力者として石川文洋や馬場仁、さらには島田興生などJPUのメンバーが名を連ねています。
<Related Artists> 嬉野 京子 / Kyoko Ureshino
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少ヨゴレ・縁少イタミ
本体:天・地・小口少ヤケ・少シミ・少ヨゴレ、見返しシール跡
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