『光画』と新興写真 -モダニズムの日本-

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¥2,970(¥2,700 + tax)

Publisher/国書刊行会

   Published/2018
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/235*305*20
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本書は、2018年に東京都写真美術館で行われた同名のエキシビジョンを機に刊行された作品集。「『新興写真』とは、ドイツの新即物主義(ノイエザッハリヒカイト)やシュルレアリスムなどの影響をうけ、それまでのピクトリアリズム(絵画写真主義)とは異なり、カメラやレンズによる機械性を生かし、写真でしかできないような表現をめざした動向で、1930年前後に日本では盛んなものとなりました」(本文より)。一方、『光画』とは、野島康造が主宰、木村伊兵衛・中山岩太を中心に刊行された伝説の写真同人誌ですが、この「新興写真」の主たる表現の場として、光画の存在はひとつ貴重なものであり、これらに焦点をあてた貴重な展覧会が同展になります。戦後の日本写真に注目が集まりがちですが、森山大道が「安井仲治とは、写真そのものなのです」と語っている通り、それらの礎は、戦前から活動する偉人たちが残していった意志と技術によって成り立っていることを痛感されられる一冊です。
<Related Artists> 木村 伊兵衛 / Ihei Kimura安井 仲治 / Nakaji Yasui
<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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