Color Moods

Hans-Jurg Peyer

¥16,500(¥15,000 + tax)

Publisher/Color Verlag

   Published/1971
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/273*330*13
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チューリッヒの出版社「Color Verlag」から1970年に発行された写真集『Color Moods』。タイトルが示唆するように色による雰囲気、気分といったものをテーマにしたもので、色が視覚的にどのように作用するのか、色の表現力を写真においてどのように特徴づけるかを実際の撮影を通じて解き明かすような内容となっています。撮影はHans-Jurg Peyerが担っており、表紙にもなっている白塗りになったヌードの女性が透明の椅子に座っている写真には「白は大きな沈黙であり、何もないが、可能性に満ちている」(意訳)といったキャプションが添えられています。黄色と黒の幾何学的な組み合わせは、人々を妨げる、興奮させる、また、ピンクは甘い、子どもの喜びといった具合に、様々な色(森の中や枯れ葉の上なども含む)を背景にして女性モデルを使った撮影を行い、色が視覚的・心理的に与える効用を写真に添えています。ソフトフォーカスや多重露光、逆光など技術的なアプローチで色の印象を助長するような試みもなされており、色にまつわる多様なポートレート集といった趣の1冊です。
<Related Artists> 中村 正也 / Masaya Nakamura
<Condition> ジャケット:少スレ・少キズ・少ヨゴレ・
縁少イタミ、本体:経年並み
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