日本・農民 / Japanese Farmers

南 良和 / Yoshikazu Minami

SOLD OUT

Publisher/日本経済評論社

   Published/1979
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/258*270*30
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日本の写真家、南良和(1935-)の写真集『日本・農民』。幼い頃から喘息を患い、部屋に籠もりがちだったという南は、父親から渡されたカメラで撮影を始めました。50年代から故郷・秩父の子供や若者、山村風景などをテーマに撮影を続け、山村の諸問題をジャーナリストとして切り取っていきました。本書は、『ある山村・農民』(1972)、『秩父』(1978)に続く写真集で、70年代の高度経済成長(食物の輸入自由化)や農業の機械化によって変わりゆく農村、農民たちを写し出したもの。時代に翻弄される農村の姿や失われていく風景について書かれた松永伍一(作家)、丸岡秀子(評論家)によるテキストを挟みながら、それでもなお生活は続き、日常を生きる人々の素朴な眼差しが印象的です。以下、帯の野坂昭如(作家)のコメントより。「農村の営みの、なにげない姿を、一枚づつの写し絵として固定しながら、その背後に、どうどうと音立て流れ行く、日本の農村のすさまじい変貌をうかがわせ、そして、ぼく自身、どこへ流れていくのかと、不安に立ちすくませるのだ」。構成は粟津潔。
<Related Artists> 南 良和 / Yoshikazu Minami
<Condition> ケース:少スレ・少ヨゴレ
ジャケット・本体:経年並み
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