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日本の写真家・映像作家である金坂健二(1934-1999)による写真集『I Shoot America』。1961年に初めて渡米すると、アメリカで起きたヒッピームーブメントやカウンターカルチャー、実験映画を日本に紹介。また、評論や政治活動などにも力を入れ、60年代後半に隆盛する日本のアンダーグラウンド・シーンで名を馳せた金坂。本書は2009年に今は亡き「トウキョウ・ヒップスター・クラブ」(東京・原宿)で開催された展覧会に合わせて刊行され、60〜70年代のアメリカで撮影された写真を収録。街中のワンシーンから、ヒッピーの若者たち、ブラックパンサー党といった当時のアメリカの社会状況を伺わせる被写体、そして、金坂が交流のあった詩人のアレン・ギンズバーグやアンディ・ウォーホルといった面々が登場。私的ドキュメンタリーとして、金坂が見て、感じたアメリカのカルチャー、ムーブメントの断片が写し出されています。