木石の詩 新山清遺作集 / Poetry of Stones and Trees : Niiyama Kiyoshi Posthumous Work

新山 清 / Kiyoshi Niiyama

¥19,800(¥18,000 + tax)

Publisher/新山 洋一

   Published/1970
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/210*230*5
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日本の写真家・新山清(1911-1969)の写真集。1936年に「パーレットカメラ」を手にし、写真を始めた新山清。理科学研究所に勤務時代にはカメラの設計や製造し、後に熱心なアマチュア写真家となり、松山への帰郷などを経て、1958年からは旭光学(現在のリコー)に、先に入社していた編集者・写真家でもあった鈴木八郎の紹介で務めます。アマチュアでありながらも高い作品性を持ち、後輩の指導にも余念のなかったという新山ですが、1969年に凶刃に倒れます。本書は、新山を偲び、ペンタックス・ギャラリーで行われた遺作展に合わせて刊行された遺作集です。生前に親交のあった植田正治や緑川洋一、濱谷浩らが委員会を組み、パーレット時代、松山時代、旭光学時代など年代別に新山の代表作を選び構成されました。タイトルにあるように枯木や石を撮ることが多い新山を、八木治は「東洋のエドワード・ウエストン」と呼びますが、濱谷は「造形的ではあるけれど多分に感情移入の感が強い」と述べ、それが日本的、つまり新山の作家性であると評しています。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)
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<Condition> 本体:カバー少シミ・少ヨゴレ、地極少シミ
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