日本の刻印 -四半世紀の目撃-

藤崎　康夫 / Yasuo Fujisaki

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日本の写真家・作家である藤崎康夫の写真集「日本の刻印 -四半世紀の目撃-」。1936年熊本県に生まれ、少年時代は韓国で過ごし、熊本大学教育学部、そして東京綜合写真専門学校を卒業後は、故郷の天草や東京の中学校等で教鞭を取り、生徒に多くいた移民たちに興味を抱き、後にルポルタージュ作家として活動。以降は、移民問題や教育・児童文学等に関する書物を多数刊行する傍ら、ブラジル日本語新聞「ニッケイ新聞（旧名パウリスタ新聞）」の日本支社長として、ブラジルと日本の橋渡しに多大なる貢献を果たしてきた藤崎康夫。本書は1970年に刊行されたルポルタージュ集で、ヒロシマ・ナガサキ、沖縄を始め、韓国人原爆被災者、在日韓国人、アメリカ軍人と日本人の母親を持つ混血児、さらには四日市・公害問題等、戦後25年の「歴史の谷間」という影の部分を生きてきた人々に焦点を当てた意欲作。アートディレクションは朝倉摂。

＜Related Artists＞ 福島　菊次郎 / Kikujiro Fukushima、長野　重一 / Shigeichi Nagano、濱谷　浩 / Hiroshi Hamaya、東松　照明 / Shomei Tomatsu
＜Condition＞ 本体：表紙少スレ・少キズ・少ヨゴレ
天ヤケ、その他経年並み