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日本の写真家・早崎治(1933-1993)の著書『早崎治広告写真術』。ライトパブリシティを拠点に、亀倉雄策らとともに戦後日本の広告表現を切り拓いた早崎は、1964年東京オリンピックのポスターでも知られ、日本の高度経済成長期を象徴するヴィジュアル文化を支えた重要な写真家です。本書は「広告写真術」というタイトル通り、ライティングやストロボ撮影、スタジオワークなどの技法を紹介する実践書でありながら、その内容は単なる技術解説に留まらず、1960〜70年代日本広告写真の美学や空気感そのものを記録した一冊となっています。高速ストロボによる実験的なイメージや完成度の高い広告写真群からは、商業写真と前衛的表現が近接していた時代ならではの熱気も感じられるでしょう。装丁は和田誠。広告、デザイン、出版文化が密接に結びついていた時代背景も含めて味わいたい一冊です。帯付。
<Condition> ケース:少ヤケ・少シミ、本体:天・地・小口少シミ
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