「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容 / The Spirit of Avant-Garde Photography: Transforming ''Nothing Much''

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Publisher/赤々舎

   Published/2023
Format/ソフトカバー   Pages/243   Size/180*255*20
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この書籍は、詩人・美術評論家の瀧口修造(1903-1979)、と写真家の 阿部展也(1913-1971)、大辻清司(1923-2001)、そして牛腸茂雄(1946-1983)という四人に焦点をあて、戦後日本における「前衛」写真の思想と実践の系譜を丁寧にたどります。瀧口が美術や詩を通じて写真に新たな視点を導入し、阿部が日常へ視線を向け、大辻がモノを撮ることの根源を探り、牛腸が日常風景に潜む不可視の構造に光を当てた流れを、本書は編集・再構成しています。作品集の構成は、1930-40年代、1950-70年代、1960-80年代という時間軸を設け、それぞれの時代背景と写真表現の変化を章立てで示しています。専門的ながらも、モノ/場/時間/記録という軸を通じて「なんでもないもの」が写されることで「変容」を起こすという視点が貫かれており、写真そのものやその余白を問いかける一冊になっています。この書は、当時の前衛写真運動の思想的な基盤を知る上でも、現代写真表現を振り返る上でも重要な資料と言えるでしょう。
<Condition> 本体:カバー少スレ
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