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アメリカを代表する写真家のひとりであるジョエル・マイロウィッツの写真集『Europa 1966 1967』。70年代より今もなお活躍を続けるマイロウィッツは、William Egglestonらと並ぶ「ニュー・カラー」写真の巨匠。『Cape Light』や『St. Louis and the Arch』のようなランドスケープから、『Wild Flowers』のようなスナップ、また近年取り組んでいるモランディやセザンヌのポートレート・スティルライフまで、多面的な魅力を併せ持つ写真家です。さらには『Seeing Things』のような写真の見方・魅力を伝えるテキスト本も刊行しており、ロジカルでクリエイティビティに富んだマイロウィッツ。近年も精力的に作品集を発表し続けていますが、本書は、マイロウィッツが28歳の時に1年をかけて旅したヨーロッパで撮影されたイメージで構成された作品集で、貴重なアーリーワーク集です。(角打ちによるイタミあり)