Google Translate
日本の写真家である中野建吉(1948-2009)の作品集『虚蝉 / Utsusemi』。一貫して生まれ育った徳島県那賀町木頭出原を舞台に撮影を続けた写真家で、持病と闘いながら、献身的な妻の支えも得て、生涯撮影を続けたという中野建吉。こどものたちの記録として、彼らとその土地をカメラに収め続け、2006年にはファーストブック『ぬくいぜんか』を刊行。その土地を愛し、人々を愛するカメラマンの愛に満ちた作品の数々は多くの称賛を受けたそうです。本書は、大変残念ながら遺作となった没後の翌年に刊行された2作目。前作とは風貌が異なり、「愛」のみならず、「生」や「死」の様相も感じさせる、人間の本質を捉えたような見入る作品の数々。1970年代より収めてきた3000枚近くのイメージの中から選りすぐられてまとめられた素晴らしい一冊です。500部限定。