光と風と神々の世界

比嘉 康雄 / Yasuo Higa

SOLD OUT

Publisher/光と風と神々の世界実行委員会

   Published/2001
Format/ソフトカバー   Pages/72   Size/210*298*10
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日本の写真家・比嘉康雄の写真集『光と風と神々の世界』。戦後沖縄を代表する写真家である比嘉は、移民の子としてフィリピンに生まれ、警察官として就職したものの、勤務地にアメリカ軍のB52が墜落し命の危険を感じたことを機に、後悔しない人生をと警察官をやめ、写真の道に進みます。東京の専門学校で報道写真を学び、当初は沖縄のすさまじい現実を伝えるべく撮影していたものの、次第に報道写真から距離を置き、沖縄人が見て感じて考えた自身の視点を頼りに写真を撮るようになり、内側のまなざしからシャッターを切るようになっていきます。そして70年代半ばに出会った評論家谷川健一との出会いから、人間と神との厳粛な交感を表現した島々で取り行われる「祭」に興味を抱き、沖縄の歴史や風土、そして文化を伝える創作活動に傾倒していきました。本書は、2001年に行われた回顧展を機に刊行されたカタログで、沖縄の祭祀を通じて伝えたい比嘉の思いが凝縮された一冊です。
<Related Artists> 比嘉 康雄 / Yasuo Higa平良 孝七 / Koshichi Taira平敷 兼七 / Kenshichi Heshiki
<Condition> 本体:天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ
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