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オーストリア・チロル州生まれの写真家エミール・ペラウアーの写真集「Crazy Horse Saloon」。1934年に生まれ2011年に77歳で逝去した写真家ペラウアー。若かりし時代はミュンヘンで銀細工師を目指して修行していたというペラウアーは、ヨーロッパのセレブリティ・ポートレートで名を馳せたフォトグラファーです。イタリアの女優アニタ・パレンバーグや地元オーストリアの女優ロミー・シュナイダーのヌード、そして最も有名な作品が、同じく地元オーストリア出身で「楽壇の帝王」と称された20世紀クラシック音楽の最重要人物のひとりであるヘルベルト・フォン・カラヤンのポートレート。サントロペでの偶然の出会いから、以降25年以上もの間に20,000以上のポートレートを収録しています。本書は、そんなペラウアーの代表作。パリの老舗クラブにして芸術的ストリップショーで著名な「クレイジー・ホース」の写真集。シューズ・デザイナー、クリスチャン・ルブタンも魅了されたという伝説的カルチャー・スポットの知られざる姿が、グラフィカルにデザインされた傑作写真集。