詩集 石膏の菫 / Poeme Graphique

鳥居 良禅 / Ryozen Torii

¥66,000(¥60,000 + tax)

Publisher/國文社

   Published/1957
Format/ハードカバー   Pages/250   Size/155*183*10
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日本の詩人で写真家でもある鳥居良禅の作品集『詩集 石膏の菫 / Poeme Graphique』。前衛詩を代表する詩人・北園克衛(1902-1978)が先導した、総合的芸術運動で機関紙も発刊していた『VOU』クラブに参加していた鳥居良禅。北園と同様に、その活動は詩作に止まらず、写真を通した芸術表現にも行き渡り、舞踏家・土方巽の代表作「疱瘡譚」の撮影クレジットにも名を残しています。こちらは、戦後の50年代に刊行された詩集シリーズ「ピポー叢書」からの一冊で、ポエムとフォト・グラフィックからなるユニークな作品集。発行部数も250部と少数であることから、おそらくは、戦後日本を代表する写真史家であった金子隆一(1948-2021)によって、各誌で紹介がなされなければ、世の多くで知られることはなかったかもしれない貴重な写真詩集。北園らの流れを組む、前衛的・造形的かつ詩的なイメージとテキストが呼応する名著です。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)
<Related Artists> 北園 克衛 / Katue Kitasono
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少ヨゴレ・縁少ヤブレ
及び少イタミ、本体:天少ヤケ・少ヨゴレ
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