往時茫茫

大橋 治三 / Haruzo Ohashi

SOLD OUT

Publisher/クレオ

   Published/1997
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/235*305*20
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日本の写真家である大橋治三の作品集『往時茫茫』。1927年大阪生まれ、筆を作る職人の父のもとに生まれ、自身も家計を継ぐべく職人を目指していましたが、写真の道があきらめられずに59年よりフリーのカメラマンに。アマチュア時代には、安井仲治の愛弟子であった棚橋紫水に師事。その後は、作庭家・日本庭園史の研究家である重森三玲にも認められ、庭園写真家として名を馳せました(ちなみに三玲の次男が、東京綜合写真専門学校を創立し、写真史家としても著名な重森弘淹)。また、この時代の大阪のフォトグラファーに多くを見られる、心象風景を独特のモノクロで表現するスナップでも多くの名作を残しており、こちらは2009年にJCIIフォトサロンでも展示が行われた戦後大阪で撮影されたモノクロで構成されています。杉野安や井上青龍らの作品も想起させる素晴らしいスナップ集です。装幀は鈴木一誌。
<Related Artists> シュピーゲル写真家協会新山 清 / Kiyoshi Niiyama
<Condition> ジャケット:少イタミ、本体:天・地・小口少ヤケ
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