家族 / Family(First Edition)

深瀬 昌久 / Masahisa Fukase

SOLD OUT

Publisher/IPC

   Published/1991
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/308*433*13
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戦後日本を代表する写真家のひとりである深瀬昌久の作品集『家族 / Family(First Edition)』。本書は、『鴉 / Ravens』と並ぶ深瀬の代表作で、鴉と同じくイギリスのパブリッシャーMACKから近年再版された名著です。1950年代に大学進学のために上京して以来、長らく故郷北海道を振り返ることのなかった深瀬が、30歳を過ぎた70年代前半より、当時の妻・洋子を連れて故郷に戻り、実家の写真館で「家族写真」を取り始め、その活動は、父・助造が亡くなり写真館が廃業することになる1990年まで続けられました。一人だけヌードやポーズを取り、当時は「笑顔」や「スパイス」満載であった家族写真も、老いや身内の不幸などとともに、次第に「生力」が失われていき、やがて「死」が訪れ、家族は「離散」していくという、悲しい現実が突きつけられます。尚、こちらは1991年にICP(Inter Press Corporation)より刊行された貴重な初版本です。(ページ内数カ所に、経年によるシミ及び付着によるスレキズあり)
<Related Artists> 深瀬 昌久 / Masahisa Fukase
<Condition> ケース:少イタミ、本体:余白少シミ
ページ一付着によるスレキズ及びシミ数箇所あり
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