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日本の写真家・杵島隆(1920-2011)の作品集『裸像伝説 / Legend of The Nude 1945 - 1960』。アメリカ・カリフォルニア州生まれで、幼少時に母方の実家である鳥取県に移り、大学は日芸の映画学科に。第二次大戦従軍後は、地元を代表する写真家で世界的にも名高い植田正治に師事。植田譲りの砂丘をベースにしたポートレートやヌード等で頭角を現し、その後はコマーシャル・フォトの第一人者として活躍しました。また50年代には、北代省三らとともに実験的なデザインや写真を創作した「グラフィック集団」のメンバーとして活動したり、後には加納典明らの師事を受けたりと、多方面で活躍しました。本書は、杵島のヌード作品で構成されており、50年代後半に物議を醸した「桜田門」でゲリラ的に撮影されたイメージも収録されたりと、スピリチュアルで時にハレンチなスタイルで創作されたアヴァンギャルドな作品が多数収録されています。