カスババ / Kasubaba

鷹野 隆大 / Ryudai Takano

¥11,000(¥10,000 + tax)

Publisher/大和プレス

   Published/2011
Format/ハードカバー   Pages/181   Size/338*245*25
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日本の写真家・鷹野隆大の写真集『カスババ / Kasubaba』。1980年代半ば、早稲田大学政経学部時代に知人による舞台撮影の依頼をきっかけに本格的に写真を開始。90年代より個展で作品を発表。男性のヌードやジェンダーの美、さらには毎日欠かさず続けているというありきたりの日常のスナップ「毎日撮影」など、一般的には「美しくない」「何も感じない」と思われるようなところに、新たな視座を与えるような事実を写真表現を通じて行い続けており、感性のみならず非常にロジカルな面も合わせ持つインテリジェントな鷹野隆大。代表作は第31回木村伊兵衛写真賞受賞作品「In my room」。そして本書は「毎日撮影」シリーズから生まれたスナップで構成された一冊。鷹野曰く「写欲を萎えさせるどうしようもなくつまらない場所」つまり「滓の場」を「カスババ」と呼ぶ。そんな不快感がやがては「嫌な嫌ないい感じ」という逆説的な発想を導き、つまらない場所に「何か」を感じ始めるという鷹野らしい作品の数々。清水穣による論理的な考察も大変興味深い。900部限定。エディションナンバー入り。
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<Condition> ジャケット・本体:経年並み
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