Quarterly DUNE No.14 1997 Winter

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1990年代から2000年代にかけて、知る人ぞ知るファッション・アート・カルチャー雑誌として人気を博した『Dune』のNo.14（1997年冬号）。編集人は林文浩。かつて戦後の写真界に山岸章二という、カメラ毎日の編集者がいましたが、山岸を想起させるかのごとく、デザイナー、アーティスト、写真家らを積極的に起用して紹介。作品の創作にも入り込みながらも、その魅力の発信に精を尽くしたエディターです。世界的にはエレン・フライス、オリヴィエ・ザームによる『Purple』が、ファッションやアートの垣根を超えたカルチャー誌として注目を集めていましたが、そのエレン、オリヴィエの両名が一目置いていたとされる林の先見性と編集力。こちらの第14号では、Glen Luchford、Lilian Bassman、鋤田正義らのインタビュー、マリオ・ソレンティ、テリー・リチャードソンらのイメージ、林によるテキスト「90'sの恐るべき子供達」など見応えのあるページが連なります。

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＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少イタミ、ページ縁少イタミ