Google Translate
アメリカの写真家であるピーター・サザーランドの作品集『Street Lords』。1976年ミシガン州生まれ、父親を亡くして時間を余していた時分に手に取ったカメラで撮影を始めたのが最初で、大学を卒業した後に、自主制作して作った6部のZINEによって、アートディーラーやパブリッシャーから注目を集め、写真家としての活動が本格化。以降は、ドキュメンタリー制作、映画撮影、さらにはTシャツブランドの立ち上げなど多方面で活躍。リチャード・プリンスのドキュメンタリーでも注目を集めましたが、趣味であるサーフ活動も含めて、ストリート・カルチャーシーンを主戦場として、ヒューマニティーに富んだドキュメントなども手がける人間味にあふれたアーティストです。こちらは、90年代後半より20年代近く撮りためたストリートでのポートレートで構成された作品集。ニューヨークをはじめ、ロサンゼルスやロンドン、そして東京など、長らく主戦場としてきたストリート(と人々)への感謝と愛を伝えた一冊です。