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日本の写真家である泊昭雄の作品集『豊島の空気』。1955年鹿児島県生まれ、元々はインテリアスタイリストとして活動していましたが、90年代よりフォトグラファーとして独立。「日常」にこだわり、「フィルム」にこだわり、「普遍性」にこだわる泊のスタイルは、令和になった現在でも色あせることはありません。そのイメージに魅了され、現在コマーシャルやエディトリアルで活躍するフォトグラファーに、泊に師事した方も少なくありません。本書の舞台は、2018年に香川県豊島で開業された一棟貸しの宿「ウミトタ」。設計はHIGASHIYAなどを手がけるシンプリシティの緒方慎一郎、 ディレクションはミナペルフォネンの皆川明が手掛けたことで話題になりましたが、豊島の魅力を伝えようと、島の日常や季節の移ろいなどを、1年かけて泊が撮影したイメージで構成された一冊です。