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本書は日本を代表する芸術家であり写真家、杉本博司(1948-)の2012~2013年ドイツ・ミュンヘンのmuseum brandhorstにて行われた展覧会に合わせて出版された一冊『Revolution』。東シナ海、紅海、太平洋、大西洋、カリブ海など。。。1989年から1997年にかけて世界中の様々な海で撮られた夜の水平線。またそれらを敢えて90度に回転させて垂直に提示しているページは、見る者それぞれが色々な印象を抱く事ではないのでしょうか。黒い海と薄暗いグレーの空には、長時間露光によって月の軌跡が白く映し出されています。モノクロームでありながら、繊細な色味の違いを探し、じっくりと杉本博司に浸れる一冊です。