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日本に生まれニューヨークを拠点に活動する写真家・映画監督である日比遊一の写真集『Imprint(With Booklet)』。1964年愛知県生まれ、役者を志して上京し、今はなき日活の映画学校で学んだ後に渡米。ニューヨークで7年間演技を勉強していたものの、やがて「アメリカ」「ニューヨーク」という街で、見て、感じた「孤独」や「憧れ」、見過ごされている「何か」を記録していくように写真を撮り始めるようになります。そして、90年代初頭に帰国すると、今まで知っていたすべてものが違って見るようになった日比は、日本でも写真を撮り続けるようになります。近年は、巨匠ロバート・フランク、名優高倉健といった面々のドキュメンタリー映画を製作して、活動の幅を広げているアーティストですが、本書はその初期、ニューヨーク・東京で収められて写真図版で構成された一冊。渡米時に友人宛に送った手紙を複写した小冊子付属。