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現代アメリカを代表する写真家のひとりであるライアン・マッギンレーの写真集『Whistle for the Wind』。1977年ニュージャージー生まれ、ティーンエイジャーの頃よりアーティストやミュージシャンに憧れていたマッギンレーは、パーソンズでグラフィック・デザインを学んだ後写真へ。Larry ClarkやDavid Armstrongらに影響を受けたストリート・サブカルチャーをモチーフにした作品を創作し、自費制作で発表した『The Kids Were Alright』で業界関係者の注目を集め、ホイットニー美術館で史上最年少で個展を開催、マッギンレーのアメリカン・ドリームが始まります。その後は、全米横断の旅などを通じて、大自然を背景とした非現実な演出写真へとスタイルを変えていき、「ユートピア」を創り上げていきます。本書は、前年の『You and I』に続く、マッギンレーのレトロスペクティブ。重版。