カメラ毎日 1984年・全12号 / Camera Mainichi All 12 issues 1984
-
SOLD OUT
Publisher/毎日新聞社
Published/1984
Format/ソフトカバー Pages/- Size/-
Google Translate
戦後の写真界を牽引した雑誌『カメラ毎日』の1984年度号。81年より末井昭が編集長を務め、荒木経惟がメインキャラクターとなり、70年代半ばよりスランプに陥っていた森山大道が復活を遂げることになる『写真時代』が創刊され、「カメラ雑誌に取り上げられない写真」をピックアップし、男性の欲望をそそるエロチシズム、さらには森山らの正統派写真も織り交ぜた構成が大ヒットを呼び、新聞社のカメラ誌は押され気味の状態でした。そして、翌85年には残念ながらカメラ毎日も休刊となってしまったのですが、現在からの視点で見ると、70年代とはまた異なる森山大道や荒木経惟の魅力であったり、山崎博や内藤正敏の80年代の代表作「Heliography」や「東京」などをいち早く紹介したり、さらには石内都や倉田精二といったポスト森山世代らの作品を積極的に発表したりと、見どころのある内容となっています。