カメラ毎日 ジュニア / Camera Mainichi Junior

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戦後の日本写真の隆盛に多大なる貢献を果たした写真雑誌『カメラ毎日』の別冊で刊行された『カメラ毎日 ジュニア / Camera Mainichi Junior』。カメラ毎日の絶頂期と言われるのが70年前後であり、立木義浩・篠山紀信といったコマーシャルで活躍する若手写真家から、奈良原一高・佐藤明・東松照明らVIVOのメンバー、さらには森山大道・高梨豊らプロヴォークの面々まで、従来のドキュメントやジャーナリズムの概念に縛られない新しい作品を意欲的に創作する写真家に支えられていました。そして、彼らを発掘して積極的に誌面で紹介を試みていたのが、本誌の実質的な編集長であった山岸章二。本号は、1970年12月号の別冊として「ジュニア層」をターゲットにした新しい試みとして刊行されたものであり、表紙は篠山紀信撮影によるジュリー（沢田研二）。その他、沢渡朔の「ファインダーの中の天使たち」や、ラルティーグの図版などが収録され、大辻清司や北代省三らのテキストも掲載されています。

＜Related Artists＞ カメラ毎日 / Camera Mainichi、アサヒカメラ / Asahi Camera
＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ、ページ縁少イタミ