House of Bondage（First Edition）

Ernest Cole

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南アフリカ共和国で最初の黒人フリーランス・フォトグラファー、アーネスト・コールの写真集『House of Bondage（First Edition）』。ベルリンに生まれ南アフリカ、ヨーロッパで活躍した写真家ユルゲン・シャーデベルグのアシスタントをしながら、ニューヨークのNYIPの通信講座を受けて写真を学んだコール。フリーとなった後は、アパルトヘイトの取材を通じて、若い有能なジャーナリスト、ミュージシャン、政治家らとコネクションを作り、彼らの支援を受けながらこの人種差別の実態を世に伝える決意を固めます。1966年に秘密裏にニューヨークに向かい、マグナム・フォトに自身の写真を示し、そしてアメリカの出版社Random Houseが当図版の権利を取得、1967年に本書が刊行されます。しかし、当然ながら本書の取り扱いは南アフリカで禁じられ、コールも国外追放、以降はニューヨークで暮らしながら1990年にガンでこの世を去りました。ひとりの青年フォト・ジャーナリストが人生をかけて取り組んだアパルトヘイトの実態を写し出した当写真集は、グラフィカルに見事に描写され、語り継がれる名作となりました。1967年刊行・初版。（Parr & Bager Vol Ⅱ掲載）

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＜Condition＞ ジャケット：少スレ
本体：本体：前半テキストページ縁極少イタミ