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アメリカ・ブルックリン出身のグラフィック・アーティストであるジャン=ミシェル・バスキアによる作品集『Basquiat: The Artist And His New York Scene』。27歳でドラッグによる急性中毒でこの世を去った伝説の画家バスキア。スタジオを持たずどこででもアートを表現できるペインターであり、アンディ・ウォーホルとの親交も深くコラボレーションも制作。80年代のダウンタウンのアートシーンの中心的存在でもありました。2019年には東京の森美術館で日本初となる本格的なエキシビジョンも行われて話題になりましたが、こちらは2019年にオランダのヘールレンで行われた個展時に刊行されたカタログ。写真集のような体裁で、バスキアのめずらしいポートレートから、同時代のアーティストの作品、ダウンタウンのグラフィティやパーティーシーンなど、バスキアと当時のバックグラウンドを重ね合わせて、美しいデザイン性に富んだアートブックとしてまとめられた一冊です。