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アメリカの写真家でフィルムメーカーとしても活躍するリチャード・サンドラーの作品集『The Eyes of the City』。ストリート・フォトグラファーとして70年代よりモノクロ・スナップを撮影して、これまでに有名美術館のパーマネント・コレクションとなること多数。また、ノンフィクションのドキュメンタリー映画監督としても、これまでに『The Gods of Times Square』『Brave New York』『Radioactive City』などを発表しています。本書は、70年代から2000年代までにニューヨーク及びボストンなどで撮影されたスナップで構成された作品集。ゲーリー・ウィノグランドのような広角レンズを用いたワイドで人間模様にあふれたものから、リー・フリードランダーのような構図の妙、ジェフ・マーメルスタインを思わせる奇妙な瞬間を捉えたものから、北島敬三やブルース・デヴィッドソンらの、街のダークサイドな描写など、卓越したスキルと審美眼による魅力的なスナップが収録された一冊です。