海女の習俗 千葉・岩和田 1931‐1964

岩瀬 禎之 / Yoshiyuki Iwase

SOLD OUT

Publisher/彩流社

   Published/2013
Format/ハードカバー   Pages/143   Size/258*258*20
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日本の写真家・岩瀬禎之の写真集『海女の習俗 千葉・岩和田 1931‐1964』。「海女」を追い続けた写真家としては中村由信が有名ですが、岩瀬禎之は地元の千葉・御宿で生涯海女を追い続けた元祖。創業300年近い歴史を誇る日本酒「岩の井」の名家の元に1904年生まれ、醸造元の主人を本業としながらも、アマチュア写真家として50年以上もの間ライフワークとして「海女」の撮影を続けた岩瀬禎之。1993年に銀座・松屋で初の個展を開催しており、1957年には毎日新聞社主催の日本写真美術展に於いて内閣総理大臣賞に入賞した経歴も有しています。生まれ育った外房御宿はかつては半農半漁の村で、女は海女として海に潜り、アワビやサザエや海藻類を取って、生計の基礎としており、ピーク時には総勢400名もの海女がいたそうです。その集大成として、1980年代に私家版で写真集『海女の群像』を刊行、2000年代より同名で新装版を発表、その後「新版」「続編」「新装改訂版」と刊行が続いていますが、こちらは『海女の群像・続編』としてまとめられた新装シリーズの第3作目。どの版も収録作品や編集が一部異なっていますので、勢揃いがおすすめです。
<Related Artists> 岩瀬 禎之 / Yoshiyuki Iwase
<Condition> ジャケット:少ヤケ、帯欠、本体:経年並み
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