She

Lise Sarfati

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アルジェリア生まれフランス育ちの女性写真家リーズ・サルファティの写真集。パリのソルボンヌ大学でロシア文学を専攻し、後に単身ロシアに渡りソビエト崩壊後の国内を約10年間に渡り取材を続け、2000年に「Acta Est」として発表、一躍脚光を浴びます。翌年マグナム・フォトのメンバーとなり、以降はアメリカに移住して精力的に作品を発表し続けています。本書は、2012年に刊行された写真集で、アメリカ西部を舞台にSasha, Sloane姉妹とその母Christine、そして母の姉妹Ginaの4名の女性にフォーカスした作品集「She」。MoMAキュレーターのQuintin Bajacの寄稿「The Anti-Famliy Album」の通り、図版は単独のポートレートで構成されており、それらは自立したアメリカ人女性を象徴しているかのよう。日常の何気ないシーンの何気ない身振りの中にも、紛れもないアイデンティティーが表現されており、女性の外面・内面の魅力が美しく描写されています。数々の傑作写真集を刊行したTwin Palmsのジャック・ウッディによるブックデザイン。2,000部限定。（Parr&Badger Vol.Ⅲ掲載）

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＜Condition＞ ジャケット：経年並み、本体：角少アタリ、他経年並み