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現代日本を代表する写真家のひとりである金村修の作品集『Crash Landing Mole Unit No.4』。高校を中退した後、パンクロッカーを目指してバンド活動をしていた青春時代、アダルドビデオのスチールカメラマンを頼まれたことによる写真との出会い、映画に没頭して600本のフィルムを見た時代、そして、友人に「写真でもやんないかい?」と言われて24歳で東京綜合写真専門学校に入学してからの鈴木清や春日昌昭の写真との出会い、そして新聞配達をしながら、合間に都市を彷徨い、自身のスタイルを探し続けた駆け出し時代。。。激動の青春時代を過ごしながらも、モノクロスナップとも荒木や深瀬のような私写真とも異なる、蜘蛛の巣のようなモノクロ・アーバン・ランドスケープのスタイルを身につけていった金村修。本書は、津田基が代表を務めた四谷にあったMoleより刊行されていたカタログ写真集として刊行されていたものの第4号で、金村の実質的なファーストブック。上述した金村の自伝が金村による言葉で綴られており、同時に作品も掲載されています。